自動車をローン等で購入した場合は、自動車の所有者をディーラーやクレジット会社(信販会社)などにして自動車の所有権を「留保した状態」で登録がされていることが多々あります。
ですので、簡単には移転登録などの所有権の移動ができません。
使用される方は、使用者となっています。
所有権の移動は、使用者だけでは行うことができませんので、
ローン等を完済したら、所有権を解除する必要があります。
「所有権解除」とは、この所有権の留保を解除する手続きのことを指します。
ローンが終わっても自動的に所有者名義の欄が
ご自分の名義に変わるわけではありません。
自動車ローンなどで完済すると、ローン会社などから通知が来る事もありますが
ローン会社がその手続きをやってくれるわけではありません。
お願いをして、所有者であるローン会社様から書類を貰わないといけません。
この所有権解除の手続きを行なうと、
移転登録の手続きに必ず必要である3点の書類が所有者から送付されます。
所有者から送付される書類
1.譲渡証明書
2.印鑑証明書
3.委任状
この3つの書類が、現在の所有者から交付されます。
※所有者がディーラーや信販会社のパターンです。
しかし、これらの書類をもらってもそれだけでは所有権解除はできません。
なぜならその書類は、現所有者が「所有権解除します」と言ってるだけに過ぎない書類だからです。
つまり、「ローン会社の所有権を解除し、所有権を誰に移すか」という部分が不足しているのです。
大抵の場合は、自分に所有権持ってきますよね。
そこで、自分に関する書類も必要ということです。
では、今回はこのあたりで終わります。
ご自身で用意する書類や手続きの流れはこちらをご参照ください。
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土日祝も対応しておりますので、お気軽にご依頼ください。